TARA LABS

TARA LABS社について

TARALABS模造品に関する重要なお知らせ

TARA LABS社はアメリカのオレゴン州に本拠地を置くケーブル専門メーカーです。TARA LABS社は1986年にオーストラリア産のバージン銅を使用して、6Nの導体を世界で最初に生産した事で良く知られています。1988年TARA LABSは素材を焼きなますアニール処理に独自の手法を完成させ、それを「スーパーアニーリング」と称しました。そしてその年「フェイズ」をモデルチェンジした「フェイズll」を発売し、ケーブルメーカーとして確固たる地位 を築きました。又、1991年には世界ではじめて矩形単線導体を発売しました。
*Space & Timeはブランド名がTARA LABSに変更になりました。

8N導体とモノクリスタルによる高純度伝送

TARA LABSは2000年から超高純度銅の8N(99.999999%)導体を全てのケーブルに使用しています。 TARA LABSの導体は世界で最も良質で不純物が少ないとされるオーストラリアの銅山から採掘されたバージン銅を、スーパーアニーリングと呼ばれる特許の焼き鈍し手法を使って生産しています。 TARA LABSは信号をよりスムーズに伝達する為に純度を高めるだけではなく独自にモノクリスタルと呼ばれる技術を開発しました。これは結晶体の大きさを均一にすると共に、結晶体の方向を揃える技術です。この技術により信号の伝送性能劣化を防止する事につなげています。TARA LABSのケーブルに、結晶体の方向(信号が流れる方向)を示す表示があるのはその為です。

圧縮撚り線技術について

TARA LABSが特許を持っている「圧縮撚り技術」は標準的な撚り導体に比較して、より性能と耐久性を高める生産手段です。標準的な撚り導体はいくつもの導体をひとつの導体として束ねていますが、束ね方がゆるいと、束ねている線と線の間に空間が生じてしまいます。この空間が酸化を生み出す個所になります。導体が酸化すると信号がスムーズに伝達できなくなり性能の劣化をもたらします。 TARA LABSの圧縮撚り線技術による導体は、過大な圧力をかけて撚り、束ねられた線同士の密着性をより緊密にし、隙間を作らない様にしています。又、同様に絶縁材と導体の間も圧縮技術により空間が生じない様にして生産されています。 ケーブルの外被にはこの技術のトレードマーク「Pressure Stranded」と表示があり、より優れた性能を長期間保持出来ることを証明しています。

絶縁材による高純度伝送

オーディオケーブルの音質を左右するのは導体の材質と構造、そして絶縁材とされています。TARA LABSは電気的特性が絶縁材によって変化するデーターを基礎に数種類の絶縁材を使用しています。 導体に電気を流すと磁界と電気力線が発生して導体が振動し歪が発生します。絶縁材が帯電すると磁気歪が発生します。TARA LABSは密度が高く振動に強くさらに帯電しないアエロスペースポリエチレン (航空宇宙使用ポリエチレン)を採用して振動歪と磁気歪を抑制しています。又、比誘電率が高いと伝播する周波数の高低によって伝播速度が変化してしまいます。TARA LABSは比誘電率が低いSVPEポリエチレン(不変化化学電子ポリエチレン)を採用して伝播速度の均一性を保持しています。

矩形単線芯(リボン型)導体による高純度伝送

TARA LABSの導体は丸型芯とリボン型単線芯があります。TLシリーズは丸型芯ですがRSCシリーズはリボン型単線芯です。RSCとはRectangular Solid Core(矩形単線芯)の頭文字です。 導体に音楽信号を流した時インダクタンスの影響で高周波は導体の表面をそして低周波は導体の中心に集まって流れます。丸い導体の直径が大きくなると高周波が流れる面積が増大してインピーダンスが大きくなり高周波レベルが低下します。その結果相対的に低域が増大した様に聞こえます。これを表皮効果又はスキンエフェクトと呼びます。RSC導体は表面と中心が近いのでインダクタンスによる表皮効果の影響がほとんどありません。

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