Speaker Cable
TL-2/14-SC-8N/2.4m ¥55,000(税別) モデル名の14は14AWG(直径1.628mm)の導体サイズを示し2はそれが2本使用されている事を示しています。スピーカーケーブルには大きくされた単結晶体の方向と信号を流す方向が示されていますが他には次の様な表示があります。それはSA-OF8N Copper、Pressure Grouped Conductor、SVPE Dielectric、Designed and Manufactured In the USAの4表示です。 SA-OF8N Copperは独自のスーパーアニーリング手法で生産された8N(99.999999%)の超高純度銅を導体に使用している事を示しています。 Pressure Grouped Conductorとは圧縮絞り技術の事です。 TL-2/14-SC-8N/2.4mは、23AWG相当の単線を7本使用して14AWGにしていますが、圧縮絞り技術とはこの7本を捩って絶縁材を被せる時、高圧をかけながら導体を絞り、導体と導体の間、又は導体と絶縁材の間に空気層を作らない様にする技術です。これにより導体の中に空気が進入しにくく酸化による音質の劣化を防ぎます。SVPE Dielectricとは絶縁材に比誘電率が低く、周波数によって数値が変化しない不変化化学電子ポリエチレンを使用している事を示しています。 音楽信号は交流ですから、絶縁材の中に信号を流すと誘電作用を起こします。 誘電作用を起こす比率を比誘電率と呼ばれる比率で表示し、この比率が低いほど損失も低く伝播速度も速くなります。TL-2/14-SC-8N/2.4mは、比誘電率が大変低いSVPE絶縁材を導体の絶縁に使用しています。さらにSVPEポリエチレンを導体の両側にも配置して振動防止としても使用しています。そして外側の被膜には非帯電性のアエロスペースポリエチレンを採用して磁気歪を防止しています。 Designed and Manufactured In the USAとは設計も生産もアメリカである事を示しています。TL-2/14-SC-8N/2.4mは、単結晶化された8N導体と比誘電率が低い絶縁材で付帯音のないクリアーなサウンドをお楽しみいただけます。又、絶縁材を取り除いた裸導体以外は圧縮絞り技術で初期性能を長期間保持できます。 端末はバナナプラグと、スペードプラグから選べます。写真はスペードプラグです。
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Audio cable
TL-101-8N/1.0R ¥22,000(税別) TARA LABSは音質を左右する導体材質に単結晶体8N超高純度銅を、そして絶縁材にアエロスペースポリエチレンやSVPEポリエチレン等を開発し使用しています。 又、表皮効果が最も少ないリボン状のRSC(矩形単線芯)導体も開発しRSCシリーズに採用しています。しかしRSC導体は丸型導体に比べると高度な生産技術が必要になり量産が困難です。 そこでTARA LABSは量産できて、RSC導体の様に表皮効果が少ない丸型導体サイズを目指し、38AWG導体を撚り合わせた16AWG導体や、19AWG導体を撚り合わせた13AWG導体など、さまざまなサイズの導体を試作しました。 そして表皮効果に影響を与えるインダクタンスとインピーダンスの相対関係から、オーディオケーブルの導体に選ばれたのが18AWG(φ1.023mm)の単線芯でした。 その代表的なモデルが1999年に発売されたPrism55i-8N(\27,000/1.0m)でした。 このモデルはプラス側とマイナス側を平行に配置しさらに2芯の両側に綿糸の絶縁材を加えるという珍しい構造でした。この2芯平行配置はキャパシタンスも低減出来る事から日本でも高く評価されました。 その構造とサウンドはその後Prism5500i-8N(\32,000/1.0m)に引き継がれました。 TL-101-8N/1.0RはPrism5500i-8Nの後継モデルとして新たに設計された2芯構造ケーブルでよりお求め安い価格を実現しています。広帯域ながら暖色系でソフトな音調が特徴です。
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TL-201-8N/1.0R ¥32,000(税別) TL-201-8N/1.0Mは18AWGの単線導体を比誘電率が低いSVPEポリエチレンで絶縁しています。 網目銅シールドには酸化を避ける為、腐食防止剤を塗布して初期性能の劣化を防いでいます。 外側の皮膜は低周波による振動を受けにくく磁気歪にも強い非帯電性のアエロスペースポリエチレンを使用しています。 TL-201-8N/1.0Rは楽器の分解能が良くダイナミックなサウンドが楽しめます。
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